プラチナの用途
様々な製品への利用
プラチナが永遠に白い輝きを放ちつづけられるのは、日常生活では酸やアルカリに侵されたり錆びることもなく、 熱や薬品にも強いからです。 長い歳月を経ても変色、変質の心配がほとんどないものです。
まずは、美容での利用ですが、白金ナノコロイドは、貴金属のプラチナをナノ化した、10億分の2メートルという微粒子。
この細かな粒子が、カラダのすみずみに行き届き、余分なものを除去してくれる、という効果をもちます。
他には、自動車の排ガス浄化装置です。低アレルギー性なので医療分野にも活用され、 約5万人が利用しているペースメーカーにもプラチナが使われています。プラチナは人々の命を救う手助けもしているのです。
又、宝飾品として利用されるほか、化学的に極めて安定しており酸化されにくいこと、 融点が 1772 ℃ と高いことなどから、度量衡原器、電極、るつぼ、白金耳、フルートなどにも利用されています。
そのほか、面白い用途として、酸化・還元の触媒やガラス・綿製造のノズルに用いられてます。
プラチナ独特の「大気中では加熱しても酸化されずに、単体の強酸、強アルカリにも侵されない」という特性が応用されているのです。
触媒としての用途
また触媒として高い活性を持ち、自動車には排気ガスの浄化触媒として多くの量が使用されており、 さらにはその高い耐久性により同じく自動車の点火プラグや排気センサーなど過酷な環境に晒される部品にも多用されています。
燃料電池車は経済産業省の目標では、2010 年に5 万台、2030 年には1,500 万台が導入される予定で、 一台当たりに使用するプラチナ量の削減やインフラ整備などの問題の他に、 新たなプラチナ需要に対し、プラチナのリサイクル率の向上がキーポイントなると見られています。
その他では化学工業でも水素化反応の触媒などとして利用されるほか、燃料電池への利用も盛んに行われています。
なじみ深い所では ハクキンカイロの発熱装置、万年筆のペン先としても利用されていたり、 白金の電気抵抗と温度との関係を使い、白金抵抗温度計にも使用されています。
13.81 K から 1234.93 K までの範囲で標準温度計としても利用されています。
また、白金磁石など磁性体の材料としても有名で、マンガンとの合金はGMR(巨大磁気抵抗効果)が磁気記録ヘッドに用いられているほか、 鉄やコバルトとの合金は、L10規則相において非常に強い結晶磁気異方性を示す。
医療分野においてはアンモニウムイオンおよび塩化物イオンとの化合物であるcis-ジクロロジアンミン白金 (cis-[Pt(NH3)2Cl2]) が シスプラチンの名で抗ガン剤 として広く用いられています。
